本イベント終了後には、今回取り上げた地域課題に対する事業提案を広く募集します。自治体職員の視点から地域が抱える課題を深く理解し、民間企業ならではの創意工夫を加えた事業アイデアをぜひご提案ください!
桜島地域では、地域全体の8小中学校を統合して、新たに義務教育学校を設置することとしており、令和8年4月の開校に向けて準備を進めています。統合により廃校となる8小中学校の土地・建物については、地域活性化の観点から有効に活用することが必要なものの、現在その活用方法については未定です。観光地として高いポテンシャルを有する桜島において、廃校となる校舎を利用して、新しいビジネスを共に創出するアイディアを募集しています。
鹿児島市の都市農業センターでは市民農園や四季に応じた花を楽しめ、年間12万人が訪れます。その敷地内に、鹿児島市の農業について学べる展示室と市民を対象にした各種研修を行う学習室で構成される「ふれあい学習館」があります。空調や多目的トイレも設置されていますが、利用者が少ないことが課題です。現在の施設用途に限らず、この施設を活用するアイディアを求め、利用者増加やセンター全体の魅力を生み出したいと考えています。
鹿児島市の農業は、人口約60万人という消費地の近くで営まれ、市民に安全安心かつ新鮮で良質な農産物を提供しています。しかし、農業従事者の高齢化による担い手の減少等により、遊休農地の増加が懸念されています。市として、「どのように遊休農地を活用できるのか」「新規就農者を呼び込むにはどのようにすればいいのか」について民間企業と意見を交わし、鹿児島市の遊休農地の課題に取り組みたいと考えています。
「花と緑で彩るまちづくり」を進める本市では、中心市街地の花壇・プランター維持管理のスポンサー(フラワー・パートナー)を募集中です。しかし、名板設置や市HPでの紹介だけではメリット不足で、目標値まで至っていません。予算縮小もあり、このままでは花壇維持管理が困難となり、中心市街地の魅力低下が懸念されます。そこで、企業に魅力的な新たな仕組みや、市の財産を活かした財源確保のアイデアを広く募集します。
鹿児島県鹿児島市は、雄大な桜島と波静かな錦江湾に代表される多彩な自然、世界に誇りうる魅力ある歴史・文化など豊かな地域資源に恵まれ、商業・交通などの多様な都市機能が集積する南九州の中枢中核都市です。「つながる人・まち 彩りあふれる 躍動都市・かごしま」の実現に向けた様々な事業に取り組んでいます。
◉マグマシティかごしま
また、鹿児島市は、ブランドメッセージ「あなたとわくわく マグマシティ」を合言葉に、市内外に鹿児島ファンを増やしていけるように、まちの魅力を知ってもらい、都市イメージを高めていくシティプロモーションに取り組んでいます。